ITパスポートの試験
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ITパスポートの結果発表はいつ?気になる日付と合格後の活かし方を解説

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ITパスポート試験を受験した人にとって、合格発表のタイミングはとても気になるものです。合格発表の日を心待ちにしている人が多いです。しかし、資格取得後にどのような手続きが必要なのかを把握しておくことも大切です。

この記事では、ITパスポート試験の合格発表のタイミングや、合格後に必要な手続きについて詳しく解説します。合格証書と合格証明書の違いや、資格の活用方法などについても触れていきます。

ITパスポート試験の合格は、IT業界で働く上で大きなアドバンテージです。ぜひ最後までご覧いただき、ITパスポート試験合格後の流れを把握しましょう。

ITパスポート試験の結果発表はいつ?

ITパスポート試験の結果発表について以下を解説します。

  • 試験日と合格発表日について
  • オンラインでの合否確認方法
  • スコアレポートの内容と見方

試験日と合格発表日について

ITパスポート試験は毎月複数回行われています。合格発表は試験日によって異なりますが、通常は試験実施月の翌月15日前後です。

例えば6月29日に受験しても、6月3日に受験しても、7月15日前後に合格発表されます。合格発表日は試験実施機関のウェブサイトで事前に告知されるため、こまめにチェックしておくことをおすすめします。
» ITパスポートの試験日程を解説

オンラインでの合否確認方法

ITパスポート試験の結果は、以下の方法でオンライン(パソコンやスマートフォン)によるダウンロードが可能です。

  1. 受験申込みページから「すでに利用者IDをお持ちの方」を選択
  2. 利用者ID、パスワードを入力し、ログイン(利用者メニュー画面が表示されます)
  3. 試験結果関連メニューから「試験結果レポートダウンロード」を選択

合格発表日の正午以降であれば、いつでもどこからでも結果を確認可能です。オンラインで結果を確認した後は、スコアレポートをダウンロードできます。

スコアレポートの内容と見方

スコアレポートには、以下のような情報が記載されています。

  • 総合スコアと合否判定
  • 各分野の得点と評価
  • 全体の平均点と順位

スコアレポートを見れば、自分の得意分野や苦手分野を把握することが可能です。全体の平均点と比較することで、自分の立ち位置も確認できます。スコアレポートを詳しく分析し、今後の学習計画に役立てていきましょう。
» ITパスポート試験の難易度

ITパスポートの合格証書・合格証明書とは?

ITパスポート試験に合格すると、合格証書と合格証明書が発行され、試験実施機関から郵送されます。状況に応じて使い分けることで、ITパスポートの資格を有効に活用していきましょう。

合格証書と合格証明書の違い

合格証書と合格証明書は、どちらもITパスポート試験の合格を証明する文書です。以下の違いがあります。

合格証書
合格証書は試験に合格したことを証明する文書です。申請は不要で、試験から一定期間が経つと自動的に合格者へ郵送されます。試験実施機関の印鑑・署名が入っているため、大切に保管しておく必要があります。
合格証明書
合格証明書は本人確認や就職活動など実務的に使われる文書です。入手するには申請が必要で、1通700円かかります。何度でも発行できるため、履歴書などに添付が必要な場合は合格証明書を使用しましょう。

合格証書は手元に保管しておく書類です。合格証明書は就職活動などの提出用として使用します。それぞれの文書の役割と違いを理解した上で、適切に使用しましょう。

合格証書は自動的に郵送される

ITパスポートの合格証書は受験者側で何らかの手続きをする必要はなく、自動で郵送されます。発送は合格発表から1ヶ月、試験から2ヶ月後が目安です。合格証書は簡易書留ですので、手渡しされることは覚えておきましょう。

合格証書が届いたら、内容に誤りがないかをしっかりと確認します。万が一記載内容に間違いがあった場合は、至急試験実施機関に連絡をとって修正を依頼してください。合格証書は再発行できません。受け取り後は、紛失しないように大切に保管しましょう。

※不合格者への通知はありません。

合格証明書は自分で申請する必要がある

合格証明書を取得するためには合格者が自身で申請することが必要です。ITパスポート試験に合格すると、合格証明書の発行が可能になります。具体的には以下の手順に従って申請を行います。

  1. 合格発表日から2週間程度経過した後、情報処理推進機構の公式サイトにアクセスする
  2. 資格者専用のページで申請書をダウンロードし、必要事項を記入する
  3. 振込明細書や必要書類を準備し、申請書と共に郵送する
  4. 申請書の受理後、1週間程度で合格証明書の発行可否を確認する
  5. 申請が受理されると、登録されたメールアドレスに通知が送られる

合格証明書の発行が可能であることを確認したら、交付に必要な情報をオンラインで入力し、700円の交付手数料を支払いましょう。手数料の支払いは、郵便局窓口、ATM、インターネットバンキングなどで行えます。

入金確認後は、1週間程度で合格証明書が郵送されます。郵送方法には普通郵便、速達、簡易書留などがあり、速達や簡易書留を希望する場合は、追加の切手代を同封する必要があります。

詳細な手続きについては、情報処理技術者試験合格証明書交付申請ページを確認してください。正確な情報を把握し、スムーズに手続きを進めましょう。
» CBTS受験者専用サイト(外部サイト)

資格取得後の活用方法

ITパスポート試験の合格は、IT業界で働く際の大きなアドバンテージとなります。しかし、資格を取得しただけでは、メリットを最大限に活用できません。資格取得後は、ITパスポートの資格をどのように活かしていくかが重要です。

資格の活用方法は以下のとおりです。

  • 履歴書などの応募書類に資格情報を記載する
  • 社内で取得をアピールして昇進や昇格を狙う
  • より専門的なIT資格の取得を目指す

履歴書などの応募書類に資格情報を記載する

履歴書などの応募書類を書く際は、職務経歴欄にITパスポートの資格取得を忘れずに記載しましょう。ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識とスキルを証明する資格です。応募書類に資格情報を記載することで、IT関連の仕事に就くチャンスが広がります。
» ITパスポートを履歴書に記載する方法

社内で取得をアピールして昇進や昇格を狙う

すでにIT業界で働いている人にとって、ITパスポート資格の取得は大きなアドバンテージとなります。資格取得をアピールすることで、自分の専門知識とスキルの向上を示すことが可能です。上司や同僚に価値を認めてもらえば昇進や昇格の可能性も見えていきます。資格取得後に積極的にアピールし、キャリアアップを目指しましょう。
» ITパスポートを取得するメリット

より専門的なIT資格の取得を目指す

ITパスポートの資格を基盤に、より専門的なIT資格の取得を目指すのもおすすめです。ITパスポートで得た知識を土台にして、応用力を身につけていくことが、ITのプロフェッショナルへの近道ですセキュリティ系の資格やプログラミング言語の資格など、自身の目指すキャリアに合わせて、チャレンジすることをおすすめします。
» ITパスポートの次に取るべき上位資格

資格を活かしたキャリアプランの立て方

ITパスポートの資格を活かしたキャリアプランを立てるには、自身の強みと目指す方向性を明確にすることが大切です。ITパスポートの試験範囲は広く、IT全般に関する基礎知識が問われます。自分が最も興味を持った分野や得意とする領域を中心に、キャリアプランを立てていくことが重要です。

ITパスポートの資格を軸に以下の短期的な目標と長期的な目標を設定しましょう。

短期目標の例
1年以内に、ITパスポートで学んだ知識を活かせる部署に異動する
長期目標の例
5年後に、ITパスポートの上位資格であるシステム監査技術者の資格を取得し、資格を生かして、プロジェクトマネージャーになる

上記のように二つの目標を立てることで、キャリアの指針ができあがります。目標を達成するために必要なスキルを洗い出し、習得のための計画を立てましょう。

IT業界の動向にも常にアンテナを張り、市場のニーズの変化を察知することが大切です。自身の目標とマーケットの需要を照らし合わせ、キャリアプランを柔軟に修正していく姿勢が求められます。ITパスポートの資格を起点に、スキルと経験を積み重ね、着実にキャリアアップを目指してください。

ITパスポート試験結果発表後の注意点

ITパスポート試験の合格発表後は、以下の点に注意が必要です。

  • 合格証書の内容を履歴書に正しく記載する
  • 資格取得後も知識のアップデートを続ける

上記を守ることで、ITパスポートの資格を正しく活用できます。

合格証書の日付を履歴書に正しく記載する

合格証書の日付は履歴書の職歴や資格欄に記載することが多いです。証書に印字されている日付を正確に記載することが求められます。合格証書の発行日と実際の資格取得日が異なると、経歴詐称と疑われるリスクもあるため、十分に注意が必要です。

資格取得後も知識のアップデートを続ける

ITパスポートには有効期限が設定されていません。一度取得すれば資格は永続的に有効です。ただし、IT業界は技術進歩のスピードが速いため、資格取得後も最新の知識をアップデートし続けることが重要です。

資格の価値を保ち続けるためにも、日々の学習を怠らないようにしましょう。場合によっては、ITパスポートの上位資格である「基本情報技術者」や「応用情報技術者」の取得を目指すのもおすすめです。自身のキャリアプランに合わせて、適切な資格取得を検討しましょう。

ITパスポート試験に関するよくある質問

ITパスポート試験に関してよくある以下の質問を解説します。

  • 再試験の受験資格は?
  • 試験結果に異議申し立てする方法は?
  • 合格証書を受け取れなかった場合はどうすればいいですか?

再試験の受験資格は?

ITパスポート試験に不合格となった場合でも、再受験には特別な制限はありません。不合格の場合、次回以降の試験日から再びチャレンジすることが可能です。再受験の手続きは通常の受験と同様に、試験実施機関の公式ウェブサイトから申込みを行います。

ただし、再受験には再度受験料が必要であり、通常の受験と同じように支払いを行う必要があります。再受験の日程は、試験実施機関が提供する試験日から選択できますが、受験日の空き状況に注意してください​。

試験結果に異議申し立てする方法は?

試験結果に疑問や異議がある場合は、試験実施機関に申し立てを行えます。異議申し立ては、試験実施機関の公式サイトにある問い合わせフォームや専用窓口から行えます

試験実施機関の指示に従って、定められた手順で異議申し立ての手続きを進めてください。申し立て内容について審査が行われ、結果が通知されます。ただし、異議申し立てが認められるケースは限定的です。単なる不合格への不服ではなく、明らかな採点ミスや問題の瑕疵など、合理的な理由が求められます。

合格証書を受け取れなかった場合はどうすればいいですか?

合格証書は、受験者の住所に簡易書留で送付されます。しかし、不在などで受け取れなかった場合は、郵便局で一時保管されます。保管期間内に受け取りに行かないと、試験実施機関に返送されてしまうので注意が必要です。

返送された場合は、再送手続きを行わなければなりません。再送手続きを希望する場合は、試験実施機関に早めに連絡し、再送手数料を支払って手続きを進めてください​

まとめ

本記事では、ITパスポート試験の合格発表から資格活用に至るまでの一連の流れについて解説してきました。合格発表のタイミングを確認し、合格証書・合格証明書の違いを理解しておくことが重要です。

ITパスポートの資格取得後は、キャリアアップに役立てましょう。資格を取得したことで、IT業界で活躍する扉が大きく開かれたといえます。

しかし、ITパスポートはあくまでもスタートラインに過ぎません。今後はさらなるスキルアップを目指し、日々学習を重ねていくことが求められます。

ITパスポートを足掛かりとして、実務経験を積み、より専門的な資格取得を目指していきましょう。IT業界で長く活躍できるエンジニアを目指して、常に高みを目指す姿勢を持ち続けることが大切です。皆さんの今後のご活躍を心よりお祈りしています。
» ITパスポートの試験内容を徹底解説!

ABOUT ME
マコ
マコ
金融機関に12年勤務。ITパスポート資格の他にAFPや簿記なども保有。
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