2024.05.23 2024.06.19

ITパスポート試験の試験時間は？初心者でもわかる効率的な試験時間の管理方法を解説

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ITに関する基礎的な知識やスキルを証明する国家資格として「ITパスポート試験」が人気です。合格を目指して多くの方が学習していますが、試験時間の使い方を知らないと、学習の成果を十分に発揮できません。この記事では、試験時間の概要と適切な時間管理の方法を解説します。

ITパスポート試験に合格するためには、事前の準備と時間配分が重要です。この記事を参考にすれば、時間を味方につけて、自信を持ってITパスポート試験に臨めます。

タップできる目次

ITパスポートの試験時間
ITパスポート試験の時間管理の方法
ITパスポート試験の詳細情報
まとめ

ITパスポートの試験時間

ITパスポート試験を受ける際には、試験時間を正確に理解することが重要です。試験時間の詳細や注意点をしっかりと把握しておけば、効率的な学習計画を立てられ、余裕をもった試験対策ができます。

試験時間に関して理解しておくべき情報は、以下のとおりです。

試験時間の全体概要
試験時間の内訳と試験の流れ
試験時間中に注意すべきポイント

» ITパスポートの試験内容を徹底解説！

試験時間の全体概要

ITパスポートの試験時間は120分です。会場により異なりますが、主に3つの時間帯(午前・午後・夕方)で実施されています。試験形式はCBT(Computer Based Testing)方式が採用されており、受験者は会場に設置されたコンピューターを使って試験を受けます。

試験会場に到着後、座席に着く前に、受付にて受験確認票と本人確認書類のチェックが必要です。受験確認票は、事前にダウンロードの上、印刷して持参します。本人確認書類は、原本を提示する必要があり、忘れると受験できないため注意が必要です。所定の時刻になると、試験室への入室が促されます。

試験時間内であれば、遅刻による入室制限はありません。ただし、遅刻時間に応じた試験終了時刻の繰下げは行われないため、注意しましょう。試験時間中に解答を早く終えた場合は、試験終了時刻前でも退出可能です。試験全体の流れをあらかじめ把握しておけば、当日の時間管理をスムーズに行えます。

試験時間の内訳と試験の流れ

ITパスポート試験では、限られた時間内で試験を完了する必要があります。試験時間は120分で、休憩時間はありません。受験者端末の画面上に表示される試験時間内に回答を終了させましょう。

試験室に入室し自身の座席に着いたら、受験者端末にて受験番号、利用者ID、確認コードを入力の上、ログインします。画面上の注意事項や操作説明を確認し、試験開始時刻を待ちましょう。試験開始時刻1分前になると、画面上に試験開始案内が表示され、試験が開始します。

ITパスポート試験では、全100問が出題され、問題は3つのセクションに分かれています。出題形式は四肢択一式で、100問すべてに回答する必要があるため、時間の管理を意識しましょう。

ITパスポート試験で出題される分野は以下の3つです。

ストラテジ系(経営全般)：35問程度
マネジメント系(IT管理)：20問程度
テクノロジ系(IT技術)：45問程度

総合評価に使われるのは92問(分野別評価はストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問)です。残りの8問は、今後出題する問題を評価するために使われます。
» ITパスポート試験の難易度

試験終了時刻になると、解答の入力操作ができなくなり、自動的に採点が開始されます。採点が終了すると、試験結果が表示されますが、印刷し持ち帰ることはできません。試験終了後にITパスポート試験ホームページから、試験結果レポートをダウンロードすることが可能です。試験終了後は、忘れ物がないかを確認し退出します。

試験時間中に注意すべきポイント

ITパスポート試験では、試験時間120分に対して出題数は100問あるため、1問にかけられる時間は72秒です。時間管理が合格の鍵を握ります。

試験会場では、腕時計やスマートフォンの持ち込みが禁止されています。試験時間は受験者端末の画面上に常に表示されるため、定期的に残り時間をチェックしましょう。解答に時間がかかる問題は、スキップして後で戻ることも可能です。試験時間を無駄にしないよう、戦略的に試験に臨みましょう。

ITパスポート試験の時間管理の方法

ITパスポート試験では、限られた時間内ですべての問題を解く必要があるため、時間管理が試験の成績に直結します。適切な時間配分により、試験全体の質を向上させ、より多くの問題に正確に答えられます。

適切に試験時間を管理するためのポイントは以下のとおりです。

時間配分を効率的に行う
タイムマネジメントを行う
試験中の焦りを防ぐ方法を知る

時間配分を効率的に行う

試験での時間配分は、試験全体を通して効率よく行いましょう。試験全体の時間を把握し、問題ごとに割り当てる時間を事前に計画することが重要です。均等に時間を割り振るのではなく、簡単な問題には少なく、難しい問題には多く時間を割く戦略が賢明です。

難しい問題に直面した際は、一時的に解答し、後回しにするとよいでしょう。解答に迷った時は直感を信じることも大切です。時間を効率的に管理するためには、残り時間をこまめに確認しペース調整を行うことが欠かせません。

試験の終盤に差し掛かったら、見直しの時間を確保することが重要です。もし時間が不足しそうな場合は、全問回答を目指すことに集中しましょう。

タイムマネジメントを行う

ITパスポート試験では、計画的に時間を使いましょう。試験中に時間が足りなくなる事態を避けるためにも、タイムマネジメントが重要です。

実際の試験で適切に時間管理ができるよう、普段からタイムマネジメントを意識した練習をすることが重要です。適切なタイムマネジメントができれば、試験中に焦りを感じにくくなります。

試験中の焦りを防ぐ方法を知る

試験中の焦りはパフォーマンスを下げる大きな原因となるため、事前に対策を立てる必要があります。落ち着いて問題に取り組むことが、合格へ近づく鍵です。

試験中の焦りを防ぐには、以下の方法が有効です。

事前に模擬試験を解いて、試験の流れと時間配分に慣れる
十分な睡眠を取り、リラックスすることで心身を整える
試験中の深呼吸・瞑想で緊張を和らげる
設問ごとに解答時間を設定し、長時間考えすぎない
試験中は時計を見過ぎず、集中力を維持する
難しい問題はいったん飛ばし、時間のあるときに戻る
自信のある分野から解答して自信を高める
体調管理を意識する(適切な水分補給、快適な受験環境のための服装)

ITパスポート試験の詳細情報

ITパスポート試験は、ITに関する基礎知識を認定する試験として多くの人に注目されている資格試験です。試験は全国の会場で随時実施されており、試験日程や申し込み方法は公式ウェブサイトで確認できます。

ITパスポート試験の詳細について、以下の項目を解説します。

試験日程と申込期限
受験料と支払い方法
試験会場の選択

初心者からビジネスパーソンまで、多くの人がITパスポート試験を利用しています。ITパスポート試験の受験は、ITの基礎を学ぶための重要な機会です。
» ITパスポート試験とは？

試験日程と申込期限

ITパスポート試験は、全国の試験会場で随時実施されており、毎月、会場ごとに複数の試験日が設定されています。公式ウェブサイトでは、3か月先までの試験開催状況(試験日時、空席など)が確認可能です。公開されている3か月先の日程から、最短だと試験前日の正午まで受験申し込みができます。

受験申込の手順は以下のとおりです。

公式ウェブサイトから利用者IDを登録する
利用者メニューへログインする
利用者情報(氏名、住所など)を登録する
受験関連メニューから「受験申込」を選択する
地域、試験会場、試験日、試験開始時間を選択する
アンケートに回答する
申込内容の確認後、支払い方法を選択する
支払い手続きをする

支払い方法(クレジットカード、コンビニ支払い、バウチャー)によって、申込可能な試験日程が異なります。以下の表を参考にしてください。

支払い方法	受験申込時の時間	予約可能な試験日
クレジットカード、バウチャー	00:00～11:59 12:00〜23:59	申込日の翌日～3ヵ月後まで申込日の翌々日～3ヵ月後まで
コンビニ支払い	00:00～23:59	申込日の5日後～3ヵ月後まで

予約可能な試験日程について

受験日時の変更は試験日の3日前まで可能で、変更可能期間内での変更回数に制限はありません。試験日2日前から試験日当日の間は、試験日の変更ができないため注意しましょう。複数回の試験を同時に申し込むことも認められません。
» ITパスポート試験の申し込み方法！
» ITパスポートの試験日程を解説

受験料と支払い方法

ITパスポート試験の受験料は一律で7,500円(税込)です。支払い方法は、クレジットカード、コンビニ支払い、バウチャーから選択できます。

各支払い方法の詳細は以下のとおりです。

クレジットカード: 受験申込の画面上で必要なカード情報を入力し、その場で決済します。
コンビニ支払い: 受験申込時に表示される仮予約完了画面を控え、期日までにコンビニで支払います。
バウチャー: バウチャーは、ITパスポート試験の受験手数料支払いに使用できる電子的な前売りチケットです。
受験申込よりも先にバウチャーを購入し、受験申込時に購入者IDとチケット番号を入力することで決済できます。
使用済となったチケットを未使用に戻す(申込みを取り消す)ことはできません。

受験申込後のキャンセルおよび受験料の返金はできないため、注意が必要です。

支払い手続きまで完了すると、確認票発行のお知らせが届きます。確認票は、試験当日に印刷したものを会場へ持参する必要があるため、事前に余裕を持ってダウンロードしましょう。

試験会場の選択

ITパスポート試験はCBT(Computer Based Testing)方式を取り入れているため、全国で受験することが可能です。公式ウェブサイトでは、3か月先の試験日程と実施会場が公開されています。試験会場の選択は、受験時の快適さや利便性の点から重要なため、位置やアクセスの良さを考慮して慎重に選びましょう。

会場によっては設備や座席の快適性が異なります。可能な範囲で事前に情報を確認しましょう。駅から近い会場や受験者の多い週末に受験する場合は、早めの予約がおすすめです。人気の会場は早期に満席となる可能性が高いため、公式ウェブサイトをこまめに確認し早めに行動しましょう。

試験会場の詳細と場所は事前にリサーチし、試験当日の交通状況や天候も考慮して、時間に余裕を持って行動するとよいでしょう。試験会場の選択は、試験当日にスムーズに受験するためにも重要です。